ちゃわんスーパーカブのメンテナンスをしていると、選択に迷ってしまうのが「汎用グリース」です。今回は、最低限で揃えておきたいグリースをご紹介します。
【結論】 まずは、「2種類のグリース」を揃えよう!
結論から言います!
スーパーカブのオーナー整備で最低限必要な汎用グリースは2種類です!!
具体的には、「リチウム系グリース」と「シリコーン系グリース」です。
欲を言えばきりがないのですが、基礎的なメンテナンスであれば、この2つがあれば十分です!




【知っておきたいこと】 グリースの使い分け
下表の通り、グリースによって使い分けが必要です。
簡単に言うと、「樹脂パーツ(プラやゴム)なら、シリコーン系の一択」です。
逆に言えば、「樹脂パーツ以外はリチウム系を塗っておけばOK」ということですね!
| リチウム系 | シリコーン系 | |
|---|---|---|
| 対象素材 | 金属と金属 | プラ・ゴムと金属 |
| 耐熱 | ○(~130°くらい) | ◎(~200°くらい) |
| 耐水 | ○(多少ぬれても平気) | ◎(ぬれても平気) |
| 耐荷重 | △(そこそこ) | ×(弱い) |
| 特徴(主観) | コスパ重視のオールマイティ 予算あるならウレア系(後述) | ゴム・プラの唯一の選択肢 問答無用で必要 |
予算がある方は、リチウム系ではなく「ウレア系」にすると良いです。
イメージとしては、リチウム系のアップグレート版がウレア系です。
とはいえ、JA59で「ウレア系指定」が明記されているのはステアリングステムくらいなのです。
サビてほしくないところに使いたいだけど、シール(ゴム素材)があったりなので出番が少ないです。
【自分にとってのベストは?】
スーパーカブには豊富に外装カバーがありますので、雨風に晒されるところは限定的です。
車重は100㎏と軽くて小排気量なので、そこまでの耐荷重を求める必要もないというのが主観です。
よって、高品質(高価)なグリースを惜しみつつ使うより、コスパ重視で惜しみなく使った方が良いです!
私が使っているグリースは、「ニッペコのリチウムグリースno.3」と「AZのシリコーングリース」です。












リチウム系もAZが良かったんですが、ちょう度3が見つからず、ニッペコにしました。
万能系でどこにでも使いたいですから、定着しやすい硬めにしたかったという背景です。
例えば、メインスタンドやサイドスタンドなど、外部に晒されるタフな駆動部にも使いたいわけです。
なお、各グリースは、昼飯一回分のコストで、使いきれないくらいのグリースが手に入ります(笑)
キタコからは、ミニマムサイズで多彩なグリースが出ているので、とっかかりにはちょうど良いです。
ご自身の予算のなかで、色々調べてみるのも楽しいですよ!

